自費出版は1冊からできますか?

結論から申しますと、できます。
基本的には、1冊でも10冊でも料金は同じです。
費用の仕組み上、少部数の出版の場合、印刷費以外が費用の大半となります。従って、この世に1冊しか存在しない本にしたい場合には、その旨をご連絡いただければ、10冊などではなく、1冊のみで制作可能です。

出版サービスにより違いはありますが、一般的にかかる全費用のうちの印刷費以外のものは以下のような費用となります。
・編集者の人件費
・組版費
・デザイン費(装丁などのデザインを制作する必要)
・校正費(てにをは、などの文章修正。)
・イラスト費(イラストを入れる場合)
・用紙代(印刷費に含む場合がある)
・営業担当者の人件費
・流通委託費、部戻し費用(取次に支払う手数料)
・棚代
・倉庫代
あなたが1冊だけ本を作りたいと考えていて、なるべく費用を抑えたいとしましょう。

その場合、着目するべきなのが、編集者の人件費です。
編集者の人件費は最も費用がかかるケースが多いと考えられています。
(もちろん各会社でばらつきはあります。)
編集を自身で行う時間が取れない場合には、もちろん編集者を付けることが必要になりますが、自分で自由に1冊を作っていきたいという方は、あえて付ける必要はないかもしれません。