自費出版書籍にISBNはつきますか?

自費出版書籍にISBNはつきます。
原則として、すべての書籍につきます。
(もし著者が望まないのであれば、外すことも可能です。)
そもそも、ISBNとは国際標準図書番号のことです。
978から始まる13桁数字を用い、主に書籍特定のために使用される固有の番号として認知されています。
このISBNは裏表紙以外にも、奥付にも記載する場合があります。
また、ISBNは日本独自に作られたものではなく、世界中の書籍に使用されています。

それ以外にも、JANコードというものもあり、書店で販売するためには必要となります。
流通しない書籍であるならば、このJANコードの記載の必要はないのですが、その場合でも希望があれば記載することも可能になります。
このJANコードですが、二つのバーコードによって構成されています。
上に位置しているバーコードにはISBNの情報が、下に位置しているバーコードには分類コードと定価の情報が登録されています。
これを書店員の方がスキャナで読み取ることで、管理します。
そのため、書店で販売するためには、JANコードは必須となるのです。
また、書店流通をさせる場合は、裏表紙に分類コードと定価の情報が記載されます。

分類コード(Cコード)ですが、Cの後ろに4桁の数字が記載されています。
それぞれの桁の数字の種類によって、販売対象や発行形態、内容などが異なります。
例えば、Cの後の1桁目が0、2桁目が1、3.4桁目が93であるならば、それは文庫の小説となります。
一般的にはこの分類コードは、書店で本を棚に置く際の場所の参考にするために使用されています。

定価に関してですが、一般的に税抜き価格で記載されます。これは消費税の変更にも対応できるようにするためです。
以上の通り、弊社ではISBN・JANコードを1冊だけの書籍でもお付けすることができます。