自費出版をしたいならば出版社を選ぶ必要があります。出版社はたくさんあるため、どこに依頼すべきか迷っている方は多いのではないでしょうか。本記事では良い自費出版社の探し方を紹介します。

自費出版社選びは何を参考にすれば良い?

出版社を選ぶ際に何を参考にするべきか紹介します。

出版社の公式情報

出版社の公式ホームページやパンフレットなどの公式情報を参考にしましょう。出版社がどのようなジャンルの本を扱っているのか、自費出版に対応しているのか確認できます。特にホームページには、自費出版の料金表やサービス内容が網羅されていることが多いため、必ずチェックしておきましょう。

誰にとっても最適な出版社を探すのではなく、ご自身にとって最適な出版社を探すことが目的だと思います。重視する点を整理した上で、費用や受けられるサポートなどを調べておくことは大切です。

SNSやブログなどの評判

SNSやブログ、ツイッター、検索サイトなどをチェックして出版社の評判を集めてみましょう。実際に出版社を利用して自費出版した人の感想などはとても参考になります。公式情報をチェックしているだけではわからない情報を得られるからです。たとえば、担当者の態度が悪かった、追加料金を請求されたといったケースがあります。

まとめサイトの評判

まとめサイトの中には自費出版に役立つ情報をまとめているサイトがあります。それぞれの出版社についての情報や口コミなどがまとめられていることが多いです。総合的に情報がまとめられているため、効率よく出版社の情報をチェックできるでしょう。

出版できるならどこの出版社でも変わらない?

出版社によって自費出版に対するサポート内容は大きく異なっています。また、似たようなサービスを提供していても料金が異なることも多いです。そのため、出版社ごとに違いがあることを理解した上で情報を集めて比較することをおすすめします。

また、出版社の中には悪質な企業も含まれているため注意しましょう。自費出版で詐欺行為に引っかかったという人もいます。追加料金を請求されたり、音信不通になったりするトラブルも報告されています。

事前に出版社の情報をたくさん集めて、本当に信頼できる出版社を探しましょう。そうすればトラブルなく自費出版のサポートを受けられます。

確認するポイントは?

出版社選びでは以下の点について確認しましょう。

  • 費用
  • サービス内容
  • 得意とするジャンル
  • 可能な発行部数
  • 流通対応

自費出版に際し、どのくらいの費用がかかるのか調べておきましょう。また、具体的にどんなサポートをしてくれるのかサービス内容を確認することも大切です。出版社によって得意とするジャンルが異なっているため、どんなジャンルが得意なのか確認しましょう。印刷に対応できる発行部数も重要です。中には1部から対応してくれる出版社もあります。

出版社探しの注意点

出版社を探す際にインターネットのSNSや口コミなどで評判を調べることは大切です。ただし、個人サイトの情報の中には信憑性が怪しいものも含まれています。ヤラセが含まれていたり、単なる勘違いだったりするからです。

インターネット上の情報は絶対に正しいわけではないため、文面をそのまま受け止めないようにしましょう。基本的には公式サイトにある情報を信用して、複数のサイトの比較をすることをおすすめします。客観的な情報をもとにして選ぶことで出版社選びに失敗するリスクを避けられるでしょう。

口コミなどが多い出版社

文芸社

文芸社は自費出版に対応する出版社の中でも特に有名です。書店や取次への流通に対応しています。書店に自分の本を並べたいと考えている方にとってメリットが大きいでしょう。

パンフレットとして出版案内資料を提供してくれるのも特徴です。文芸社の自費出版に興味のある方は資料を請求してみましょう。

青春出版社

青春出版社は自費出版のサービスを展開しています。多くのベストセラーを手がけたことのある編集者にサポートしてもらえるのが特徴です。カバーや表紙デザインは装丁デザイナーに依頼できます。原稿がない場合には編集者とライターに取材してもらい原稿を書き起こしてもらえるサービスもあります。充実したサポート体制を用意して自費出版を成功に導いてくれます。詳細資料としてパンフレットをサイト上で公開しているため、気になる方はチェックしてみましょう。

青山ライフ出版

青山ライフ出版は自費出版のサービスを提供しています。10冊9870円から対応しているのが特徴です。紙本と電子書籍を同時に制作できます。豊富な出版オプションが用意されており、原稿作成やリライト、本格編集、イラスト作成などを利用可能です。

書籍づくり本舗

当サイトの運営元が提供する自費出版サービスです。

サービスメニューがシンプルで、価格帯もおおよそ最安値圏です。(印刷部数によっては、もう少し安い会社もあります。)

原稿をお預かりし、組版・装丁デザイン制作・印刷製本・流通までがワンパッケージになっているため、事前に費用総額を固めたい方には向いています。

まとめ

自費出版に対応している出版社はたくさんあります。ご自身の希望に合う出版社に出会うため、しっかりと評判を調べてから選びましょう。公式の情報をチェックすることも大切です。本記事を参考にすれば、良い出版社を探せるでしょう。