「自費出版を考えているけど、メリットやデメリットについて把握していない。」
「デメリットを軽減させる策などはあるのだろうか。」
自費出版を検討している人で、このようなことを思っている人も多いのではないでしょうか。
今回は自費出版におけるメリット・デメリットに関して深堀していきます。
本記事を読めば、メリット・デメリットについて深く知ることができるでしょう。
自費出版のメリット
自費出版として自費でお金を出すことに抵抗がある方もいるかと思います。しかし、自腹を切るなりのメリットが存在します。これからそのメリットについて解説してきます。
自由度の高い書籍を出版することが可能
自費出版では、自身の好きなように自由に内容を構成し出版することが可能です。これは大きなメリットと言えます。外部からのチェックや出版社の利益などに左右されずに出したい書籍を思いのまま制作できるのです。その分、責任も大きくなります。しかし、そもそも自費出版とは全責任を自らで負うというのが当たり前です。妥協することなく、自身で進めていく楽しみがあるというのもメリットの一つと考えることができるでしょう。
また、自由度の高い個性のある書籍を作ることが可能になるので、そうした書籍を世に出していきたいという考えの人にはメリットは大きいでしょう。
世の中に自身の書籍を残すことができる
書籍を出版するということは、世の中に記録を残すことと同義です。結果として、世に書籍を残すということを意味するので、それは大きなメリットがあると考えられます。自身が存命の際に売れることもあるでしょうし、その後で再評価されて売れ出すということも考えられます。いずれにしても、世に残すことができるという点は非常に大きいでしょう。
出版することで自身のステータスとなる
書籍を出版したという事実は自身における大きなステータスとなることは間違いなく、様々な場面でその恩恵を受けることができるでしょう。例えば、ちょっとした会話などでの説得力が増したり、発言の影響力も大きくなると言えます。
自費出版のデメリット
表裏一体という言葉があるように、メリットがあればデメリットも存在します。これは様々なことに当てはまることであり、自費出版も例外ではないです。ここからは自費出版のデメリットについて見ていきます。
書籍内容によってはクレームなどが入るケースもある
自費出版の際に、出版社の確認が入ることは稀です。しかし、書籍内容によっては、第三者からクレームなどが入ることもあります。それは書籍に関わらず、ネットなどでも存在する、同じようなリスクと考えられます。一般常識から逸脱した内容だと、クレームが入りやすい傾向にあるので、そうしたリスクはあることも頭に入れておくべきでしょう。
かかる費用が安いというわけではない
昔から比べると、費用自体は安くなってきました。しかしながら、それでも金額自体は決して安くなく、お金を自費で払わなければならないという事実はデメリットと考えることもできますし、発想を転換させれば、出費を覚悟で出版するのでデメリットではないという考えもあるでしょう。しかしながら、費用が出ていくという客観的な事実があるので、デメリットとして位置づけられるかと思います。
利益を生ませるためにはそれなりの準備や努力が必要となる
どのような目的で自費出版をするかにもよりますが、利益を求めて自費出版をするケースでは、そう簡単に利益がでるほど甘くはないのが実情です。最近、利益を狙い自費出版をする人も多いのは事実です。しかしながら、大きな利益を得たという人はごく一部です。もちろん、目標を高くすることは大事ですが、利益を最優先させる場合はそれなりの覚悟と努力が必要となり、努力したからと言って必ずしも報われるとは限らないでしょう。
デメリットをどのように捉えるか
前の章ではデメリットについて解説してきました。
ここからはデメリットがあることを踏まえ、どのような形で臨んでいくか、軽減できる策などはあるかについて深堀していきます。
書籍内容によってはクレームなどが入るケースもある
これに関しては、世の中の常識から逸脱していない内容を心がければクレームが入ることは稀でしょう。そのため、一般的にタブーとされているような内容に関して、自身の頭に入っていれば問題ないと言えます。
かかる費用が安いというわけではない
これは前の章でも述べましたが、発想の転換が必要になります。一概に費用がかかるから悪というのではなく、費用を出すからこそ大きなメリットを享受できるという認識を持つことが大事になるでしょう。または安価なサービスをしっかり探しましょう。(当サイトの料金表も是非ご覧ください。)
利益を生ませるためにはそれなりの準備や努力が必要となる
これに関しては、そもそも自費出版の傾向として、利益をたくさん生むから出版するという人は多数派ではないでしょう。どちらかというと、自由度の高い個性あふれる内容を出版し、目標数売るという考えで自費出版する方が多いと言えます。利益を最優先で自費出版することは落とし穴も多いので、少し認識を変えることがベターでしょう。
利益を出す前提でお考えであれば、出版社に冊数・部数等を事前に相談しましょう。
まとめ
これまで自費出版のメリット・デメリットに関して解説してきました。
そもそも自費出版をするのはなぜだったかということにフォーカスすれば、一般的にはデメリットなことでも、メリットと認識することが可能になります。
以上、「自費出版のメリット・デメリット(問題点)は?」でした。